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前期:経済学部(理系)・理学部・医学部(医学科,保健学科放射線技術科学専攻・検査技術科学専攻)・歯学部・薬学部・工学部・農学部
第1問
原点を出発点として数直線上を動く点 がある。試行 を次のように定める。
1 枚の硬貨を 1 回投げて,
・表が出た場合は点 を正の向きに 1 だけ進める。
・裏が出た場合は 1 個のさいころを 1 回投げ,奇数の目が出た場合は点 を正の向きに 1 だけ進め,偶数の目が出た場合は点 を負の向きに 2 だけ進める。
ただし,硬貨を投げたとき表裏の出る確率はそれぞれ ,さいころを投げたとき 1 から 6 までの整数の目の出る確率はそれぞれ とする。このとき,以下の問いに答えよ。
(1) 試行 を 3 回繰り返した後に,点 が原点にもどっている確率を求めよ。
(2) 試行 を 6 回繰り返した後に,点 が原点にもどっている確率を求めよ。
(3) を 3 で割り切れない正の整数とする。試行 を 回繰り返した後に,点 が原点にもどっている確率を求めよ。
(試験の日の補足説明:(1),(2),(3) の「…繰り返した後に,…」とは「…繰り返したとき,…」という意味である。)
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第2問
正の実数からなる 2 つの数列 , を次のように定める。
このとき,以下の問いに答えよ。
(1) を実数とする。, とおく。このとき,数列 が等比数列になるような の値をすべて求めよ。
(2) 数列 の一般項を求めよ。
第3問
を実数とし,関数 を次のように定める。
このとき,以下の問いに答えよ。
(1) 関数 が極大値をもつような のとり得る値の範囲を求めよ。
(2) 関数 が で極大値をもつような のとり得る値の範囲を求めよ。
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第4問
を正の整数, を正の実数とし,関数 と を次のように定める。
また,曲線 と曲線 が共有点をもち,その共有点における 2 つの曲線の接線が一致しているとする。このとき,以下の問いに答えよ。
(1) の値を求めよ。
(2) この 2 つの曲線と 軸で囲まれた部分の面積 を求めよ。
(3) (2) で求めた に対し,極限 を求めよ。
第5問
を 空間内の原点 を中心とする半径 1 の球面とする。また,点 を点 とは異なる球面 上の点とする。点 と点 を通る直線 と 平面との交点を とおく。このとき,以下の問いに答えよ。
(1) 点 の座標を を用いて表せ。
(2) 平面上の点 と点 を通る直線を とする。直線 と球面 の交点のうち,点 以外の交点の座標を を用いて表せ。
(3) 点 を通り,ベクトル に直交する平面 を考える。点 が平面 と球面 との交わりを動くとき,点 は 平面上の円周上を動くことを示せ。
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第6問
1 辺の長さが 1 の正五角形を とする。このとき,以下の問いに答えよ。
(1) の対角線の長さを求めよ。
(2) の周で囲まれた図形を とする。また, を の外接円の中心の周りに角 だけ回転して得られる図形を とする。 と の共通部分の周の長さを とする。 が の範囲を動くとき, の最小値が であることを示せ。
第1問 +1 が 3/4、−2 が 1/4。原点にもどれるのは 3 の倍数回だけ
答えは東北大の正解ではなく、自分で解いて、式とは別の計算で確かめたもの。
問題の読み方
1 回の試行で +1 進む確率は ,−2 進む確率は 。 回のうち −2 が 回なら,位置は 。
(1)
で位置 0 ⇔ 。。
(2)
で 。。
(3)
位置 には が必要。 が 3 で割り切れないので,原点にもどることはない。確率は 。
第2問 log をとると 1 次の連立漸化式。a+2b は 7 倍ずつ、a−b は 4 倍ずつ
答えは東北大の正解ではなく、自分で解いて、式とは別の計算で確かめたもの。
問題の読み方
底 2 の対数をとると ,,,。
(1)
。これが になるのは ,, のとき()。初項は , でどちらも 0 でない。
ほかの では,下の (2) から で, と の両方がのこり等比数列にならない。よって 。
(2)
,。2 式から 。。
第3問 4 次関数が極大をもつのは、f′ = 0 が 3 つの解をもつとき
答えは東北大の正解ではなく、自分で解いて、式とは別の計算で確かめたもの。
問題の読み方
,。
(1)
の係数が正なので, の符号が変わる所が 1 つだけなら極小しかない。極大をもつ ⇔ の符号が 3 回変わる ⇔ が 0 でない異なる 2 つの実数解をもつ。
判別式/4 から または 。 から ( なので除く必要がある)。
( では で,符号が変わるのは だけ。極大はない。)
(2)
の近くで の符号は の符号。 で + から − に変わる ⇔ 。 では で は極値でない。よって 。
第4問 n log x と xⁿ/e は x = e^{1/n} で接する。囲む面積は n が大きいと 0 へ
答えは東北大の正解ではなく、自分で解いて、式とは別の計算で確かめたもの。
問題の読み方
接点の 座標を とすると ,。
(1)
2 つ目の式から 。1 つ目から ,。。
(2)
は で最小値 0 なので 。囲まれた部分は の の下から, の の下を除いたもの。
(3)
とおくと 。( は くらいの大きさ)なので 。
第5問 北極を通らない球面上の円は、北極から床へ写しても円
答えは東北大の正解ではなく、自分で解いて、式とは別の計算で確かめたもの。
問題の読み方
(1)
座標 から ( なので )。。
(2)
上の点 が 上:,。N 以外は 。
答え
(3)
。O と のきょりは なので交わりは円で,N は 上にない()。
P が交わりの上にあるとき, とすると P は (2) の点。 の式に入れて分母を払うと
よって Q は 平面上の中心 ,半径 の円周上を動く。
逆に,この円周上の点 から (2) で作る点 P は球面上にあり,上の式を逆にたどると 上にもある。P の 座標は 1 より小さい(N ではない)ので,(1) で写すと にもどる。よって Q は円周の全体を動く。
第6問 正五角形を回して重ねた十角形の周は、36° のとき一番短い 2√5
答えは東北大の正解ではなく、自分で解いて、式とは別の計算で確かめたもの。
問題の読み方
(1)
対角線の長さを とする。正五角形 ABCDE の 4 頂点 A, B, C, D は 1 つの円(外接円)の上にあるので,トレミーの定理から
なので 。(余弦定理 からも同じ値になる。)
(2)
共通部分は, の 5 つの角から合同な三角形を切り取った十角形。切り取る三角形の角は,頂点で ,残りは の辺と の 2 辺のなす角で と 。正弦定理から,3 辺は ,,。
の 1 辺(長さ 1)は, の中にある部分 と,はみ出した 2 つの小さい三角形( の角が に切られたもの。形は同じ)の辺 , に分かれるので
共通部分の周は, の辺のうち残る部分 と, の辺のうち の中の部分 の和で 。
は で最大 。このとき
答え