このサイトの確かさ

AIの歴史には、有名なのに、元の資料を見ると書き方が違う話がたくさんあります。言葉が短く言いかえられ、前提の条件が抜け落ち、強い言い方になって広まった話です。このサイトは、それを元の資料で確かめ直すことを一番大切にしています。そのために、3つの段階で確かさを守っています。

1. 出来事ごとの確度

このサイトで取り上げた出来事と予言435件には、すべて元の資料の場所(ページや段落)と、どこまで確かめたかを示す札(確度)をつけています。

当事者が何年も後に書いた回想は、元の資料の一種ですが、記憶違いもあり得るため、「本人の後の回想」と区別して書いています。

2. 引用の1つずつの台帳

このサイトの文の中で、人や資料の言葉としてかぎかっこに入れたものは、次のどれかです。

言いかえた時はかぎかっこを使わず、「〜という意味のことを書いた」のように書きます。よく言われる話は「〜と言われがち」の形で書き、特定の人の言葉としては書きません。

引用の1つずつを、元の言葉と、資料のどこにあるかと一緒にまとめた台帳は2,401行あります。色のついたかぎかっこを押すと、その行が見られます。訳は、意味を強めたり弱めたりしないようにしました(たとえば、元がなのに「だろう」にしない)。

3. 機械でも確かめる

かぎかっこの中の日本語が、保存した資料の文字の中に本当にあるかを、プログラムで照合しています。台帳がすべてそろっているか、訳に元の言葉がついているかも、プログラムで確認しています。文字を取り出せない古い資料(画像だけのPDFなど)は、ページを画像にして目で確かめ、そのように記しています。

言葉は、少しずつ変わって広まる

元の資料と照らし合わせると、言葉が少しずつ形を変えて広まっていく様子が見えてきます。このサイトを作りながら見つけて直した例(台帳で714行)から、いくつか紹介します。たとえば、

自分で確かめるには

まだ分かっていないこと

元の資料までたどれなかったものや、資料同士の食い違いが決着していないものは、そのことを出来事のカードに書いています。まだ分かっていないことは、次に調べる人のための入り口です。

<span id="license"></span>このサイトの文と図を使うとき

このサイトの文・動く図・Pythonのプログラム・出来事の台帳は、CC BY 4.0 という決まりで公開しています。「**AIの全歴史(aTELiER FACTORY)**」という名前と、このサイトの住所を書けば、だれでも自由に使えます。授業のプリントやスライド、学校の課題、本や記事、仕事の資料、作り直し・訳し直しにも使えます。前もって知らせてもらう必要はありません。

決まりの全文:https://creativecommons.org/licenses/by/4.0/deed.ja