先生へ:授業で使うために

このページは高校の先生向けです。このサイトの13の章(見開きは合わせて258。どの見開きにも動く図があり、AIの仕組みを扱う見開きにはPythonのプログラムもある)が、「情報Ⅰ」「情報Ⅱ」の学習指導要領のどこにつながるかと、授業で使う際に知っておいてほしいことをまとめました。

このサイトでできること

章と「情報Ⅰ」「情報Ⅱ」のつながり

「情報Ⅰ」の項目:(1)情報社会の問題解決/(2)コミュニケーションと情報デザイン/(3)コンピュータとプログラミング/(4)情報通信ネットワークとデータの活用。 「情報Ⅱ」の項目:(1)情報社会の進展と情報技術/(2)コミュニケーションとコンテンツ/(3)情報とデータサイエンス/(4)情報システムとプログラミング/(5)問題発見・解決の探究。

対応づけは、このサイト独自の見立てです(国が定めた対応ではありません)。

章情報Ⅰ(全員)情報Ⅱ(選択)国の教材・解説の近い所見開きの数と、動かせる例
章01はじめに(4)データの収集・整理・可視化(言葉が使われた数を年ごとに数える)(1)情報技術の発展の歴史情報Ⅱ 学習5の歴史の表(ブーム3つ、第4次は無い)19:言葉の数でブームを見る、ありもしない山を消す、山と谷の型に当てはめる
章02前の歴史(3)コンピュータの仕組み(AND・OR・NOTと真理値表)(1)歴史情報Ⅱ 学習17「原形が1943年」、学習5の表「チューリングテストの提唱(1950年)」20:チェスを指す人形の箱の中、0と1だけの代数、テープと表だけで計算する(チューリングマシン)、神経をスイッチにする
章03第1次ブームのはじまり(3)アルゴリズム(探索)(3)機械学習の基になる考え方情報Ⅱ 学習17のパーセプトロン、表のダートマス1956年・パーセプトロン1958年17:証明を片っ端から作る、パーセプトロン、パンデモニウム、GPS
章04第1次ブームの中身と予言(3)探索アルゴリズムの比較、(1)情報技術が社会に及ぼす影響(3)手書き文字の認識情報Ⅰ 学習15の探索の比較、表のELIZA「1964年」19:ELIZAの種明かし、A* の探索、ファジィ集合、手書きの郵便番号
章05第1次ブームのあとの冬(3)論理回路、アルゴリズムの効率(組み合わせ爆発)(3)ニューラルネットワーク(1段では分けられない)情報Ⅱ 学習17と「課題がなぜ解消されたかを認識させる」19:線1本の壁(XOR)、組み合わせ爆発、DPマッチング、ネオコグニトロン
章06第2次ブームのはじまり(3)条件分岐(もし〜なら)(1)人の知的活動への影響解説 情報Ⅱ(1)の、専門家の知的資産を人工知能に学習させる話、表のMYCIN20:確信度をつなぐ、前向き推論と後ろ向き推論、ファジィで地下鉄を止める
章07第五世代(3)プログラミング(論理で書く)(1)歴史、(4)情報システムの開発表の「第五世代コンピュータプロジェクト(1982~92年)」の1行だけ18:事実と規則で答える(Prolog)、単一化、データが来るまで待つ
章08第2次ブームのあとの冬と芽(3)探索と学習の違い(3)誤差逆伝播、手書き数字情報Ⅱ 学習17のバックプロパゲーション、表の誤差逆伝播法(1986年)20:ホップフィールドネットワーク、ボルツマンマシン、誤差逆伝播法、オートエンコーダーの原型、畳み込み、LSTM
章09第3次ブームのはじまり(4)データの収集(正解ラベルは人がつけた)、データの分析(回帰・分類・クラスタリング)(3)回帰・分類・クラスタリングの手法、訓練データとテストデータ、過学習情報Ⅱ 学習17「GPUの登場」、解説の「どのようなデータを用意すればよいか」30:最小二乗法、ベイズ、ロジスティック回帰、主成分分析、k近傍法、k-means、階層クラスタリング、決定木、SVM、ランダムフォレスト、ブースティング、特異値分解、隠れマルコフモデル、EM、強化学習、AICと交差検証、訓練データとテストデータ
章10第3次ブームの山(1)仕事の変化(1)人の知的活動・雇用情報Ⅱ 学習5の囲碁、47%・49%と「あくまでも予測」22:word2vec、DQN、転移学習、物体検出、オートエンコーダーとVAE、GAN、Adam、ResNet、モンテカルロ木探索、47%・49%の中身
章11第4次ブームのはじまり(1)知的財産・情報モラル(3)深層学習の使われ方今の教材には生成AIが無い。国の生成AIの手引き(2024年)が「生成AIの仕組みの理解」を大事とする19:自己注意、BERT、GPT、スケーリング則、CLIP、拡散モデル、RLHF
章12第4次ブームのいま(4)回帰直線で予測する(共通テストに出た形)、(1)情報の信頼性(1)将来の情報技術の考察情報Ⅱ 学習5の予言(2025年・2029年・2045年)19:直線をのばして先を見積もる、聞き方で答えが70年ずれる、同じ過去から3つの未来
章13まとめ全科目の「情報の信頼性や信憑性」(1)討議・発表、(5)探究情報Ⅱ 学習5の「人工知能の歴史が分かるサイトを検索」、第5章の探究の例16:予言の地図、予言は何年先を言ったか、自分の予言を答え合わせできる形で書く

国の教材との関係

時間の目安

見開きは全部で258あります。1つの見開きで、左の解説を読み、右の図を触ります。AIの仕組みを扱う見開きでは、右上の切り替えで「Pythonのコード」を選ぶと、同じ場所でプログラムを「▶ 動かす」ことができます。どれくらい時間がかかるかは、まだ生徒に試してもらっていないため書いていません(以前のサイトに載せていた見積もりは、見開きの構成に合わなくなったため外しました)。