2-11『詩語法』43章

ミョルニルの誕生

ロキのいたずらから何が生まれたのか

ロキは、いたずらでシヴの髪をすっかり切ってしまいました。そこで、小人のイーヴァルディの子らに金の髪を作らせます。小人たちは、船スキーズブラズニルと槍グングニルも作りました。

ロキは小人ブロックに、兄弟のシンドリがこれに並ぶ宝を作れるか、自分の頭をかけて賭けました。シンドリは炉で仕事をします。ブロックはふいごで風を送り続けました。金の毛のいのししと、腕輪ドラウプニルができあがります。

最後に槌を作るとき、はえがブロックのまぶたをかみました。目に血が入り、ブロックははえを払うために手を離します。風が途切れたあとにできた槌は、柄が短いという欠点がありました。

神々は、霜の巨人を防ぐのに最も役立つ槌を、いちばんよい宝と決めました。負けたロキは、賭けたのは頭で首ではないと言い張ります。ブロックは首を切る代わりに、ロキの唇をひもで縫い合わせました。

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