1-11『ギュルヴィたぶらかし』15–16章

木の根もとの泉

泉の水は大きな木をどう守るのか

『ギュルヴィたぶらかし』では、ユグドラシルの根の下に泉があります。ニヴルヘイムの上へ伸びた根の下には、フヴェルゲルミルがあります。霜の巨人の方へ向かう根の下にあるのは、知恵を秘めたミーミルの泉です。

天に伸びた根の下には、神聖なウルズの泉があります。神々が裁きをする場所は、この泉のそばです。アース神は毎日、ビフレストを馬で渡って、そこへ向かいます。泉のそばには、ノルンが暮らしています。

ノルンは毎日、泉の水と周りの泥を木にかけます。枝が枯れたり、腐ったりするのを防ぐためです。この水に入ったものは、卵の殻の内側の薄皮のように白くなります。泉では2羽の白鳥が育ちます。白鳥という鳥の仲間は、この2羽から生まれました。

木の根もとの泉の絵