3-23『グズルーンの歌 2』1–45節
忘れ薬と新しい結婚
忘れ薬で結婚を受け入れたのか
『グズルーンの歌 2』では、夫を失ったグズルーンはデンマークで暮らします。母グリームヒルドは、娘に冷たく苦い飲み物を飲ませました。その中には、魔力のある土や冷たい海の水、豚の血が混ぜられていました。
飲み物を口にしたグズルーンは、夫が殺されたことを忘れます。母は、アトリの妻になれば財産が手に入ると告げました。父の残した金や指輪も与えると約束します。
アトリはブリュンヒルドの兄です。グズルーンは、彼の妻にはならないと答えました。それでも母は結婚を迫ります。とうとうグズルーンは、親族のために望まない結婚をすることになりました。
『ニヴルング殺し』では、アトリはブリュンヒルドの死の責任をグズルーンの一族に問います。争いをおさめるため、彼女をアトリの妻にする約束が結ばれました。グズルーンは、結婚を承諾する前に忘れ薬を飲まされます。
この話の出典(2件)忘れ薬と新しい結婚
原文と訳
ok þó af niðjum
nauðig hafa;
それでも親族のために、望まない相手を夫にするのです。
『グズルーンの歌 2』 34節(古ノルド語)節
1–45節
『グズルーンの歌 2』Guðrúnarkviða II
原典を読む →
全文
『ニヴルング殺し』Dráp Niflunga
原典を読む →