0-2『序文』

北へ旅した神々

オーディンはなぜ北へ旅したのか

『序文』は、神が天と地を作るところから始まります。やがて多くの人が神の教えを守らなくなります。ついには神の名も忘れました。その後、人びとは大地の様子や天体の動きを見つめました。そこから、天体などを動かす強い存在を考えました。

次に、トロイの王家につながるトールが登場します。オーディンは、そのトールの子孫でした。彼は北の国々で自分の名が王たちよりも尊ばれると予知しました。彼は大勢の男女を連れて北へ旅立ちました。人びとは一行を神々に似ていると感じました。

一行はスウェーデンに着きます。アジアから来たこの人たちは、アースと呼ばれます。彼らが滞在する土地には豊作と平和が訪れました。人びとは、それが彼らの力によるものだと信じました。

オーディンはスウェーデンに住む場所を選びました。さらに北へ進むと、ノルウェーを治めるために息子を置きます。『序文』では、スウェーデンやノルウェーの王家が、この一族から続いたと語られます。

北へ旅した神々の絵