3-3『ヴォルンドの歌』20–43節

空へ逃げたヴォルンド

ヴォルンドの仕返しは何をもたらしたのか

ヴォルンドが王のために宝物を作っていると、王の息子たちがやってきました。二人は箱の中の金や宝石に目を奪われます。ヴォルンドは、だれにも知らせず翌日また来るようにと誘いました。戻ってきた二人を殺します。

彼は息子たちの頭の骨を銀で包み、杯にして王に送りました。目から作った宝石は王妃へ送ります。歯から作った胸飾りは、王の娘ボズヴィルドに渡しました。

娘は壊れた指輪を持って、修理を頼みに来ます。ヴォルンドはビールを飲ませ、娘は座ったまま眠りました。やがて彼は笑いながら空へ上がります。王には息子たちを殺したことを告げました。娘が自分の子を身ごもったことも明かします。

王は、雲の高みにいる彼を射落とせる者はいないと嘆きました。ヴォルンドは飛び去ります。父にたずねられた娘は、自分には抵抗する力がなかったと答えました。

空へ逃げたヴォルンドの絵