2-39『ヒュンドラの歌』30–45節
神々の家系と予言
海が天まで上るとき、何が起こるのか
『短い巫女の予言』は、神々や巨人の家系を語ります。巨人はみなユミルから生まれたと述べます。やがて、世界のはしで生まれた男の話になります。男は神々の一族で、母は9人の女巨人です。
男は大地の力や冷たい海、いのししの血で強くなります。続いて、ロキの子の話が出てきます。アングルボザとの間には狼が生まれました。また、スヴァジルファリとの間にスレイプニルを産みました。
ロキは、半ば焼けた女の心臓を食べます。すると身ごもりました。そこから怪物たちが生まれたと語られます。やがて予言は、世界の終わりへ進みます。海は荒れて天にまで上り、陸地をおおいます。雪と激しい風が来ます。神々が滅びるときです。
大地の力で強くなった、だれよりもすぐれた者についても語ります。その後、さらに強い者が来ます。語り手は、その名を口にする勇気がないと告げます。オーディンが狼に出会うときより先を見通せる者は、ほとんどいないのです。
この話の出典(1件)神々の家系と予言
原文と訳
Haf gengr hríðum
við himin sjalfan,
海は荒れ狂い、天そのものにまで達します。
『ヒュンドラの歌』 『短い巫女の予言』13(古ノルド語)節
30–45節
『ヒュンドラの歌』Hyndluljóð
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