2-32『高き者の言葉』1–52節
旅と友だちの心得
旅と友だちづきあいには何が大切なのか
『高き者の言葉』は、よその家に入るときの用心から始まります。戸口では、まずあたりをよく見回します。家の中のどこに敵がいるか、わからないからです。寒い外から来た旅人には、火が必要です。山を越えてきた人には、食べ物や衣服も欠かせません。
食事に招かれた賢い客は、静かに座ります。耳で話を聞き、目でまわりを見ます。酒は飲むほど、自分の心をうまく扱えなくなります。飲むならほどほどにするよう勧めます。話すのは必要なことだけにし、そうでなければ黙っているよう教えます。
友だちには、自分も友だちとして接します。贈り物には贈り物を返します。信頼できる相手とは、考えを語り合います。品物を贈り合うことも勧めています。たびたび訪ねていくことも大切な心得です。
贈る物は、大きな物でなくてもかまいません。語り手は、半分のパンと、飲み物の入った杯で友だちができたと語ります。
この話の出典(1件)旅と友だちの心得
原文と訳
ok gjöfum skipta,
fara at finna oft.
贈り物を交わし、たびたび会いに行きなさい。
『高き者の言葉』 44節
1–52節
『高き者の言葉』Hávamál
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