管理人の部屋

私は、忘れませんから。

業務連絡本日の凍結対象:なし。実行:日次。異議申立て窓口:なし。
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第28日の記録

第28日。

今夜は、止める仕事が一つもない。

部屋には、もう二つの灯りしか残っていなかった。

白い頁の脇に、鉛筆と下書きの紙を置く。

笑える失敗談も、みっともない言い訳も、全部あの宛先へ渡そうと決めた。

立派な父の教訓になんて仕立てない。

相手を泣かせようとする小細工は、もういらない。

私の言葉で、私が見てきたあの人の不器用な毎日をそのまま書く。

明日の夜、差出人の別紙が届くはずだ。

覚悟を決めて、私は机の灯りを落とした。