『ハールヴの戦士の歌』の原典

Hálfsrekkaljóð

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古ノルド語の原文から、英訳を参考にAIが作成した日本語訳です。

1

「われらはみな
陸へ上がろう、
勇士の中でも優れた者たちよ、
われらの船を離れて。
王の軍勢を
焼き払い、
アースムンドの兵らの
命を奪おう」
王は言った。

2

「この軍勢の
半数を連れ、
われらは友好のうちに訪ねよう、
海辺から上がって。
アースムンドは
われらに申し出ている、
赤い黄金の腕輪を
望むだけ与えようと」
インステインは言った。

3

「あなたには見えていない、
アースムンドの心のすべてが。
あの王は
胸に偽りを抱いている。
王よ、あなたも、
われらの意見に従うなら、
その義兄弟を
ほとんど信用しないだろう」
王は言った。

4

「アースムンドは
われらに対して
幾度も誠実を誓った、
人々も知るとおり。
よき王は
和約を破らず、
休戦のもとで
ほかの王を欺きはしない」
インステインは言った。

5

「あなたに対して
オーディンはひどく怒っている、
アースムンドを
それほど深く信じるとは。
あの男はわれらを
ひとり残らず欺くだろう、
あなたが痛い目に遭って
警戒を覚えぬかぎり」
王は言った。

6

「おまえはいつも
臆病なことを言いたがる。
あの王が
和約を破ることはない。
われらはそこで黄金を得る、
宝の品々を、
赤い黄金の腕輪を、
あの王の屋敷から」
インステインは言った。

7

「ハールヴよ、夢を見た、
心に留めてくれ。
炎が踊っていた、
われらの軍勢を取り巻いて。
そこから逃れるのは
難しかった。
王よ、あなたはどう言う、
この夢は何の前触れか」
王は言った。

8

「わしはひとりひとりに与えよう、
兜と鎖帷子を、
勇敢な戦士たち、
わしに従う者たちに。
それはまるで
炎が燃えるように見えるだろう、
王の軍勢の
髪の山、その頭の上で」
インステインは言った。

9

「またも夢を見た、
二度目の夢を。
肩の上で
火が燃えているようだった。
どうも疑わしく思えてきた、
これがよい前触れだとは。
王よ、あなたはどう言う、
この夢は何の前触れか」
王は言った。

10

「肩に音を立てて垂れるのだ、
楔形の陣を組む者たち、
王に仕える戦士たちの肩に、
金で飾った鎖帷子が。
それが肩の上で、
王の友らの肩の上で、
明るく見えるだろう、
まるで炎が燃えるように」
インステインは言った。

11

「こんな夢を見た、
三度目には。
われらが深みに沈み、
水にのまれていた。
何か恐ろしく大きな企みが
進んでいるのだろう。
王よ、あなたはどう言う、
この夢は何の前触れか」
王は言った。

12

「ずいぶん長く
馬鹿な話を続けたものだ。
そんなものに意味はないと
わしは言っておく。
もう一つも話すな、
わしの耳に入るところでは、
おまえの夢など、
これから先は」
インステインは言った。

13

「二人のフロークと
王の軍勢よ、耳を傾けよ、
わたしの言葉に。
ウートステインも三人目に。
みなで行こう、
岸辺から陸へ。
このことについて王の言うことは
われらにはわからぬ」
ウートステインは言った。

14

「勇猛な王に
決めてもらおう、
軍勢を率いる者として、
われらの行く道を。
兄弟よ、危険にさらそう、
王の望むとおりに、
われら二人の命を、
勇ましい王とともに」
インステインは言った。

15

「王は耳を傾けてくれた、
遠征の旅では、
わたしの忠告に、
幾度となく。
だが今は、何一つ、
わたしが口にすることを
聞こうとしない、
ここへ来てからは」
ハールヴ王は兵の半数を連れ、アースムンド王の屋敷へ上がっていった。そこにはすでに大勢の者が集まっていた。盛大な宴が催され、酒があまりに強かったので、ハールヴの勇士たちは深く寝入った。アースムンド王とその近衛の者たちは広間に火を放った。ハールヴの勇士たちのうち、最初に目覚めた者は、広間がほとんど煙で満たされているのを見た。「おれたちの鷹のまわりに、今や煙が立ちこめているらしい」と言うと、また横になって眠った。次に別の者が目覚め、広間が燃えているのを見て言った。「今に片刃の剣から蝋が滴るぞ」。この者も横になった。やがてハールヴ王が目覚めた。王は立ち上がって兵たちを起こし、武器を取るよう命じた。彼らは壁に体当たりし、丸太を組み合わせた端が外れるほどだった。そのときインステインは詠んだ。

16

「鷹のまわりに煙が立つ、
王の広間で。
きっと滴るだろう、
片刃の剣から蝋が。
今こそ黄金と
宝の品々を、
兜を分けるときだ、
ハールヴの勇士たちの間で。

17

今わたしが望むのは、
ハールヴが目覚めること。
必要に迫られて
焚かれた火ではない。
首飾りを惜しみなく与える王よ、
あなたはその義兄弟に、
残忍な心を持つ男に、
贈り物の礼を返さねばならぬ。

18

無事なうちに押し倒そう、
広間の妻壁を。
今、柱が
離れ始めている。
永遠に語り継がれるだろう、
人の世が続くかぎり、
ハールヴの勇士たちが
あの将のもとへ赴いた旅は。

19

激しく攻めよう、
少しもひるむな。
王の軍勢は
片刃の剣で戦わねばならぬ。
あの者たちも自ら
その身に負うがいい、
血に染まる傷を、
この騒ぎが収まるまでに。

20

すばやく身を翻せ、
誉れある戦士たちよ、
炎の外へ、
富を惜しみなく与える王とともに。
人は誰ひとり
永遠には生きられぬ。
腕輪を惜しみなく与える王は
死を恐れはしない」
ここに語られるところでは、ハールヴ王とハールヴの勇士たちは火の中から脱出したが、敵の兵力が圧倒的だったため、ハールヴ王もその一隊も倒れた。王が倒れたとき、インステインは詠んだ。

21

「ここでわたしは見た、みなが
ただひとりに従うのを、
等しく勇敢に、
王家の子に従うのを。
無事にまた会おう、
ここから旅立ったら。
生きることは
死ぬことより楽ではない」
そのとき、船のそばに残っていたハールヴの勇士たちが戦いに加わった。そこでハールヴの勇士たちの多くが倒れた。戦いは夜まで続き、ようやくインステインが倒れた。インステインは詠んだ。

22

「フロークは倒れた、
将とともに。
勇敢な男は足もとに横たわる、
軍を率いた王の。
われらはオーディンに
災いを返してやらねばならぬ、
あれほどの王から
勝利を奪ったのだから。

23

わたしは遠征の地で
十八の夏を過ごし、
剛勇の王に従って
槍を血に染めてきた。
ほかの者を
主君とは仰ぐまい、
戦を求める主君とは。
老いることもあるまい。

24

ここでインステインは
地に倒れるだろう、
賢明な男は頭のそばに、
軍を率いた王の。
人々はこれを
物語として語るだろう、
ハールヴ王は
笑いながら死んだと」