『バルドルの夢』の原典

Baldrs draumar

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古ノルド語の原文から、英訳を参考にAIが作成した日本語訳です。

1

アースの神々は一斉に
みな集会に集い、
女神たちも
みな話し合いに加わった。
そしてそのことを
力ある神々は相談した、
なぜバルドルが
不吉な夢を見るのかと。

2

オーディンは立ち上がった、
人々の祖たる神は。
そしてスレイプニルに
鞍を置いた。
そこから下へと馬を駆り、
ニヴルヘルへ向かった。
途中で一頭の犬に出会った、
ヘルから出てきた犬に。

3

その犬は血に染まっていた、
胸の前が。
呪術の父に向かって
長く吠え続けた。
オーディンはさらに馬を進め、
地をゆく道が鳴り響いた。
やがてたどり着いたのは
ヘルのそびえる館だった。

4

それからオーディンは馬を進めた、
門の東側へ。
そこにあると知っていた、
巫女の墓が。
女呪術師に向かい、
死者を呼び起こす呪歌を唱え始めた。
ついに女は不承不承に起き上がり、
死人の言葉を口にした。

5

「何者なのだ、
わたしの知らぬ者で、
わたしに強いたのは、
この苦しい旅を。
わたしは雪に埋もれ、
雨に打たれ、
露に濡れそぼっていた。
長いあいだ死んでいたのだ。」
オーディンは言った。

6

「わたしはヴェグタムという、
ヴァルタムの息子だ。
ヘルのことを語ってくれ、
わたしは生者の世界のことを語ろう。
誰のために長椅子には
腕輪が散りばめられ、
美しい高座は
黄金で覆われているのだ。」
巫女は言った。

7

「ここにはバルドルのために
醸した蜜酒がある、
澄んだ酒が。
その上には盾が置かれている。
だがアースの神々の子らは
不安に胸を満たしている。
心ならずも語ったが、
もう黙ろう。」
オーディンは言った。

8

「黙るな、巫女よ、
おまえに尋ねたい、
すべてが明らかになるまで。
まだ知りたいことがある。
誰がバルドルを
死に至らしめ、
オーディンの息子から
命を奪うのだ。」
巫女は言った。

9

「ヘズが丈高い
名高い枝をそこへ運ぶ。
あれがバルドルを
死に至らしめ、
オーディンの息子から
命を奪う。
心ならずも語ったが、
もう黙ろう。」
オーディンは言った。

10

「黙るな、巫女よ、
おまえに尋ねたい、
すべてが明らかになるまで。
まだ知りたいことがある。
誰がヘズに
この恨みを晴らし、
バルドルを殺す者を
討って火葬の薪に載せるのだ。」
巫女は言った。

11

「リンドがヴァーリを産む、
西の館で。
そのオーディンの息子は
生まれて一夜で敵を討つ。
手を洗うことも、
髪を梳くこともない、
火葬の薪に運ぶまでは、
バルドルの仇を。
心ならずも語ったが、
もう黙ろう。」
オーディンは言った。

12

「黙るな、巫女よ、
おまえに尋ねたい、
すべてが明らかになるまで。
まだ知りたいことがある。
あの乙女たちは何者なのだ、
思いのままに泣き、
空へと投げ上げるのは、
帆の両端を。」
巫女は言った。

13

「おまえはヴェグタムではない、
わたしはそう思っていたが。
おまえはオーディンだ、
年老いた祖神だ。」
オーディンは言った。
「おまえは巫女ではない、
知恵ある女でもない。
おまえは三人の
巨人の母だ。」
巫女は言った。

14

「馬を駆って帰れ、オーディン、
誇りに満ちているがよい。
ふたたびわたしを
訪ねて来るのは、
ロキが解き放たれて
縛めを抜け出し、
神々の終わりに
破壊者たちが来るときだ。」