先に学ぶ内容単振動

減衰振動・強制振動・共振

ばね定数4.0 N/m⁠のばねにつけた1.0 kg⁠の物体に、力の振幅⁠0.20 N⁠の周期的な外力を加える。

十分時間がたつと、振幅は一定の力F₀⁠による伸びF₀/k⁠の何倍か?

式から現象を説明する

  1. 1抵抗の力と周期的な外力を加えるm d²xdt²=⁠−k x− b dxdt+ F₀ cos ωt……
  2. 装置の動きは、外力なしの方程式の解x自由⁠と、外力と同じ角振動数で揺れ続ける定常振動x強制⁠の和x = x自由 + x強制⁠で表せる(足してよい理由はステップ⁠10⁠)。x自由⁠は、初めの位置・速度と定常振動とのずれを補う成分。装置の初めの位置0⁠・速度0⁠をそのままx自由⁠に入れるのではない(係数の決め方はステップ⁠4⁠の最後)。
  3. 2外力なしの方程式に指数関数を代入するx = eλt⇒⁠m λ² + b λ + k = 0……
  4. 3抵抗の強さによって解を3⁠つに分けるλ=⁠−γ ± √(γ² − ω₀²)……
  5. 4外力と同じ角振動数の解を求めるx強制 = Re(A eiωt)⇒⁠(k − mω² + i b ω) A = F₀……
  6. 5振幅を出す|A|=⁠F₀√((k − mω²)² + (bω)²)……
  7. 6固有の角振動数で押す|A|=⁠F₀b ω₀……
  8. 7外力に対する変位の位相の遅れを求めるtan δ=⁠2γωω₀² − ω²……
  9. 8数値計算で定常振動へ移る過程を確かめるx(t)→⁠|A| cos(ωt − δ)……
  10. 9減衰の小ささをQ⁠で表すQ=⁠ω₀2γ=⁠kb ω₀……
  11. 発展:複数の外力による運動
  12. 10外力なしの解と定常振動の解を足すx=⁠x自由+⁠x強制……