熱機関の効率の上限

600 K⁠と300 K⁠の熱源の間で理想気体を変化させ、元に戻す。高温側から100 J⁠の熱を受け取る。

この機関では、受け取った熱の何%を仕事として取り出せるか?

装置の動きと式をつなぐ

  1. 14⁠つの変化で1⁠周させる等温→⁠断熱→⁠等温→⁠断熱……
  2. 2高温での等温膨張で、受け取る熱を仕事で表すQ高=⁠∫V₁V₂ p dV……
  3. 3積分して、高温で受け取る熱を出すQ高=⁠n R T高 ln(V₂V₁)……
  4. 4低温側へ渡す熱を求めるQ低=⁠n R T低 ln(V₃V₄)……
  5. 52⁠つの断熱過程から、等温膨張と等温圧縮の体積比が等しいことを示すV₂V₁=⁠V₃V₄……
  6. 6体積比を使って、熱量の比を温度の比で表すQ低Q高=⁠T低T高……
  7. 7効率を出すe=⁠1 − T低T高……
  8. 8逆向きに回すと冷凍機になるQ高=⁠W + Q低……
  9. 9カルノー機関より効率の高い機関が第二法則に反することを示すe≦1 − T低T高(同じ高温・低温の熱源の間で動く熱機関)……
  10. 10出力部の摩擦による損失を求めるe摩擦=⁠W − W摩擦Q高<⁠1 − T低T高……
  11. 発展:エントロピーと実際の機械への応用
  12. 11熱量を絶対温度で割り、エントロピーにつなぐ任意の可逆サイクルで∮ δQrevT = 0⇒⁠dS = δQrevT……
  13. 12発電と冷房の理想的な上限を求める発電の効率の上限65%/⁠冷房の成績係数の上限37.5倍……