静電気でアルミ缶
下じきをこすって頭に近づけると、かみの毛がふわっと立つよね。アルミ缶も引っぱれるのかな。
さわっていないのに、缶が転がってついてくるなんて、ほんとう?
空き缶を横にして、平らな机に置きます。かみの毛でこすった下じきを、缶にさわらないように近づけると、缶はどうなるでしょうか。
こすった下じきを近づけると、アルミ缶はどうなるのだろうか。
じっけん
こすった下じきを缶に近づけて、缶の動き方を調べましょう。
- 空き缶を横にして、平らな机に置く。缶が止まっているのを確かめる。
- 下じきを、かみの毛やセーターで 10 回くらい強くこする。
- 下じきを、缶にさわらないように近づける。缶はどうなるだろうか。
- 下じきをゆっくり動かして、缶を引っぱってみる。
- 2人で缶を1つずつ用意して、どちらの缶が速く転がるか、くらべてみる。
図缶を正面から見ると
用意する物プラスチックの下じき空のアルミ缶(洗ってかわかす)かみの毛か、毛糸のセーター平らな机
缶の飲み口で指を切らないようにする。パチッとしても、痛いだけで体に害はない。晴れた、かわいた日のほうがよく動く。
グラフすき間と引っぱる力
缶を、飲み口のある面から見た図です(缶はおくへ 12 cm のびています)。こすった下じきにたまる電気の量と、缶が転がるときのじゃまをする力は、目安の数です。本物では、缶が下じきにさわると電気が少し缶にうつり、はね返されることもあります。
東大とのつながり:缶の近い側に反対の電気が集まるのと同じしくみで、電気を閉じこめた板に金属の板を近づけたり遠ざけたりすると、金属の板の電気が行ったり来たりして、電気が流れる。これで発電するのが、下の東大の問題です。
缶の中の電気が動いて、下じきに近い側に+が集まるんだね。近い+は引っぱられて、遠い−はおされるけど、近いほうが強いから、缶は下じきに引きよせられるんだ。
電気をおびた物を近づけると、金属の中の電気が動いて、近い側に反対の電気が集まる。そのため、金属の缶は、さわらなくても引きよせられる。
家ではできないことも、ここなら試せるぞ。どうなるかな?
ボタンをおすと、上の図が変わります。