電池って、中でどうやって電気を作っているんだろう?
お金と塩水で電気ができるって、ほんとう?
10円玉と1円玉の間に、塩水をしみこませた紙をはさみます。これを何組も重ねて、赤い LED をつないでみます。
10円玉と1円玉と塩水で、LED を光らせることはできるのだろうか。
じっけん
重ねる組の数を変えて、電圧と LED の光り方を調べましょう。
- 小皿の水に食塩を、とけ残るくらいまで入れて、こい塩水を作る。
- キッチンペーパーを 10円玉より少し小さい丸に切って、塩水にひたす。
- 10円玉・ぬれた紙・1円玉の順に重ねる。これで 1 組。その上に、また 10円玉・紙・1円玉……と重ねる。組と組の間には、紙を入れない。
- いちばん下の 10円玉に LED の長い足、いちばん上の 1円玉に短い足をあてる。暗い部屋で見てみよう。LED は光るだろうか。
- 終わったら、お金を水であらって、よくふく。
図重ねたお金と LED
用意する物10円玉 5〜8 まい1円玉 5〜8 まいキッチンペーパー食塩・水赤い LED 1 こ(電子部品のお店・通信販売)小皿
紙がお金からはみ出したり、塩水がたれたりすると、電気がもれて電圧が上がらない。お金をけずったり、みがき粉でこすったりしない(お金をきずつけるのは法律で禁止されている)。
グラフ重ねた組の数と電圧
1 組の電圧 0.50 V は、銅とアルミの板と塩水の紙で大学がはかった値(杉山・大場 2019)です。LED の明るさは目安です(1 組の中の電気の通りにくさを 500 Ω、赤い LED は 1 mA で 1.8 V、暗い部屋で見えはじめるのを 0.05 mA としました)。
1 組で 0.5 V。重ねると、電圧が足し算でふえていくんだね。
4 組で 2 V くらい。LED を光らせるのに 1.8 V くらいいるから、4 組で光ったんだ!
ちがう 2 つの金属(10円玉の銅と、1円玉のアルミ)の間に塩水をはさむと、電池になる。1 組は約 0.5 V で、重ねると電圧は足し算になる。
家ではできないことも、ここなら試せるぞ。100 組重ねたら、LED はどれくらい明るくなるかな?
ボタンをおすと、上の図とグラフが変わります。